今年度最後の保育参観と子育て講演会

28年度、全クラスで行う最後の保育参観。6月の初めての保育参観そして親子運動会、それぞれの行事でそれぞれの成長を感じます。今回は特に、子どもたちの1年間の成長を感じ取ってもらえたと思います。お父さんやお母さん、祖父母の皆さんに見せる得意そうな顔・顔・顔。輝いていました。

 

 

保育参観後、NPO法人ルワンダの教育を考える会の永遠瑠(とわり)マリールイズさんの講演会が行われました。

ルワンダ出身のマリールイズさんは、現在福島に在住しています。20数年前、ルワンダに紛争が勃発。その当時、お腹の中に小さい命、背中に一人、両手に一人ずつ二人。三人のお子さんを連れて、50kmも歩いて避難したそうです。このお話に涙ぐむお母さんの姿もありました。以前福島に技術研修生として来日していたこともあり、その後日本に来たそうです。マリールイズさんは、「子どもも生活の大事なパートナーとして役割を作って欲しい」また学校の先生には自分の子が過ちをおかしたときはその日のうちに教えてほしいと伝えていたそうです。何かあったときには夕食を食べながら子どもの顔を見て話せる。だから忙しくても夕食だけは家族で食べているとの事。日本に来てから活動を続け、母国ルワンダに小学校と幼稚園を作りました。今も支援しているそうです。女性が社会進するためには保育所が必要と思い、ルワンダにこれから保育所を作りたいとの事。また、世界の子ども達が安心して眠る事ができることを保障して行きたいとのことでした。マリールイズさんの情熱を感じました。